大手が改造車査定を苦手とする理由

大手が改造車買取を苦手とする理由

基本的に一般の買取店は改造車を買い取るのを嫌がります。

 

それは改造車というイメージの悪さと法律ギリギリに位置にいること、そして車自体のダメージが大きいことなど以外にもその改造によってどれだけ価値が上がるのか、この改造は正しいものなのかというのが判断できないからです。

 

例えば、ランサーエボリューションに車検対応マフラーを付けた車があるとします。

 

ランサーエボリューション自体がチューニングのベースモデルとなっている車で、ある意味パワーアップや走行性能の向上を果たすための車といっていいものなのですが、それにパワーアップを狙った車検対応マフラーを取り付けることは正しい方向性を持っているといってよく、査定金額もアップするべきだと思います。

 

しかし、車検対応マフラーを低燃費を目指すためだけに作られたプリウスにつけたらどうでしょうか。音はうるさくなるわ、抜けが多少なって燃費は悪くなるわで、その車の正しい方向性を壊してしまうのです。

 

もちろんこの場合は査定額のアップはなく、逆にマイナスとなることが多いでしょう。同じ車検対応マフラーというものを付けても一方では査定額アップ、またその一方では変化なしか減額ということになるのです。

 

これは車の性格と車検対応マフラーというパーツの性質を知っているからこういった判断ができる訳で、パーツの性質がわからなければ価値の付けようがないのです。

 

そこでほとんどの場合何がついていても査定額は変わらずというお茶を濁した形にしてしまうのです。

 

ブーストコントローラーがついているとどうの様なメリットがあるか、ボディ補強パーツがついていると何がいいのか、ブレーキホースがステンレスホースに変えられているのがどう影響するのか、これらが全く分からないのです。

 

分からないからなんだかんだ言って買取拒否をする、改造してあるからといって何でもかんでも減額する、何もなかったかのようにノーマル車として査定する、これが現実です。完全に査定士の知識のなさからくるものです。

 

それのそのはずです、普段行っている査定というのは名ばかりで、できだけ安い金額で買おうとするための「あら捜し」でしかないのですから、改造やパーツの価値など分かるわけがありません。